SightFusion

SightFusionの概要－ひび割れ計測システム

橋梁等の点検は、各道路管理者の責任で「5年に1度の近接目視による全数監視」を実施していますが、作業する上で様々な課題もあります。平成31年2月「新技術利用のガイドライン（案）」の制定で、様々な「点検支援」の技術が登録され、その利用が可能となりました。
本動画では、ニコン・トリンブル開発・登録の新技術「デジタルカメラを用いた画像計測ソリューション」の一部をご紹介します。

SightFusionのご紹介－ひび割れ計測システム

カメラとタブレットを一脚または三脚にセットし、壁面の計測イメージを動画にまとめています。

床版橋の計測

コンクリート橋の床版のひび割れ計測は非常に困難な作業です。 従来方法の「近接目視」や「触診」「打音検査」では、状況によっては、高所作業車や橋梁点検車などの 特殊な車両を使って作業を行う必要があります。この動画では、60mm望遠レンズを使用して床版のひび割れ 点検作業を行っています。不安定な作業では、カメラやタブレットを装備する脚を一脚から三脚に切り替えて 使用することで作業がスムーズに進みます。

ボックスカルバートの計測

箱型のコンクリート構造物「ボックスカルバート」は国道はもちろん、地方の道路にも数多く設置されている構造物です。
コンクリートに囲まれた点検範囲は全体となり、作業量も膨大です。 SightFusionは軽量・簡易な装備なので、女性も楽々と作業を進めることができます。 さらに、三脚にキャスター（カメラドリー）を利用することで移動がスムーズになります。