Trimble測量用GNSSの中で上位に位置付けられているこの二つの受信機は、GNSSで測位することはもちろん、「生産性を向上させる」ための機能を数多く搭載したGNSS受信機です。
Trimble R12i GNSS受信機は、IMU(慣性計測装置)を応用したTrimble独自の慣性プラットフォーム「Trimble Inertial Platform」により、IMUの技術を利用しながら測量に必要なポイントで止まって観測することを実現しました。
R12i受信機に搭載されたIMUによる、Trimble独自の慣性プラットフォームです。R12i受信機に動きを与えるだけでIMUにより補正され、たとえポールが鉛直に設置されていなくても自動で観測ポールの先端の位置を計測します。この機能により、1点あたりの観測時間が短縮できますので、測量作業全体の時間が大幅に削減できます。
Trimble R12受信機独自の最新型第五世代エンジン「Trimble ProPoint」により、従来機では観測ができなかった場所でも測位できる可能性を持っています。従来のTrimble R10に比べ、水平位置偏差・鉛直位置偏差とも格段に進化し、特に中山間地域での活躍が期待できます。
Trimble SKY Controllerは「誰もが簡単に使える、シンプルかつストレスフリーなGNSSコントローラシステム」としてGNSS観測の生産性を高めます。 Ver.1.5.2.0からはR12iにも対応し、使い慣れた画面と操作フローで「IMU観測」「IMU測設」が可能になりました。
Trimble SKY Controllerでは、どの観測においても地図タブをご用意。国土地理院の淡色地図にリアルタイムにアクセスすることで直感的に現在地と目的地を確認することが可能です。
Trimble SKY ControllerではTOWISEとの連携を強化し、観測計画をデジタルで現地に持ち出し観測計画に則った観測を行う「スマートアシスト」をご提供。現地点検計算も実際の現場で完結させることができるので、全体の時間短縮につながります。
株式会社ニコン・トリンブル ジオスペーシャル事業部
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